刑事事件 [事例12]

電車内で痴漢行為⇒早期釈放・被害者との示談成立・不起訴処分

30代男性
罪名結果
東京都迷惑防止条例(痴漢) 早期釈放・示談成立・不起訴処分

背景

混雑した電車内で痴漢行為をはたらいてしまったAさんは、その場で取り押さえられ逮捕されてしまったという事例です。
逮捕の知らせを受けたAさんの妻から依頼があり、お受けしました。

対応

ご依頼の段階では、まだAさんは逮捕段階でした。しかし、その後、勾留決定がなされてしまうと原則として10日間の身柄拘束が続くことになります。そうなると、会社を長期間休むことになり、今回の痴漢行為が会社に発覚したり、最悪の場合、解雇されてしまう恐れがありました。そのため、早期釈放を目指すべく、すぐに勾留阻止活動に着手しました。
次に、被害者との示談交渉に着手しました。被害者が未成年であったため、被害者の父親との示談交渉となりました。父親の被害感情は相当なものであり、容易に示談成立できる様子ではありませんでした。それでも、諦めることなく何度も謝罪し、交渉を続けました。
検察官にはAさんの深く反省している態度をきちんと説明しました。

結果

早い段階からの勾留阻止活動の結果、Aさんは早期に釈放されました。
また、被害者との示談も成立させることができ、Aさんは無事に不起訴処分となりました。

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