債務整理

生活苦に陥る人が急増中!生活苦の理由と貧困・借金生活からの脱出法

生活苦に陥る人が急増中!生活苦の理由と貧困生活からの脱出法

現在、生活が苦しいと感じる人の割合が増えています。

「貧困女子」「子供の貧困」「下流老人」などの言葉がはやり、いくつかは流行語大賞にノミネートされたことも記憶に新しいところです。

先進国であるはずの日本で、なぜ生活苦に陥る人が増えているのでしょうか?また、そこから抜けるにはどうしたら良いのでしょうか?

ここでは、生活が苦しいと感じている方に向けて、貧困からの脱出方法と、生活を圧迫する借金の解決方法を解説します。

1.一億総中流はもはや過去のもの

かつての日本社会には「一億総中流」という言葉があり、少なくとも高度経済成長期からバブル崩壊までは、自分が頑張れば中流の生活はできると信じられていました。

ここで言う中流とは、家や車を持ち、人並みに家族を養い子供の進学もさせられる程度の余裕がある生活です。

しかし、その後のバブル崩壊、リーマンショックなどを経て、現在は中流家庭は大幅に減少。今の日本社会では高所得or低所得の二極化が進んでいます。

厚生労働省の2014年の「国民生活基礎調査」によると、相対的貧困の状態にある人は全体の16.1%にのぼることが判明。実に日本人の6人に1人が低所得=下流という実態が浮かび上がりました。

所得の二極化は低所得者の増加という面が強く、現在「中流」でも、今の社会ではちょっとしたアクシデントをきっかけに誰もが下流に転落するリスクがあるのです。

そうしたきっかけはどのようなものなのでしょうか?

2.生活苦になる原因

生活苦に陥る原因は様々です。いくら計画的に生活していても、生きている以上突発的なトラブルや出費はつきものです。

今の日本社会では以下のきっかけがあれば、いとも簡単に下流に転落してしまいます。

(1) リストラ

リストラで収入が断たれ、次の仕事が見つからないときは最大のピンチです。

特にそれまで正社員だったのに40代、50代になってクビを切られるケースは深刻です。

この年代になると、それまでと同等の待遇を求めて就職活動をしても上手く行かないケースが大半です。

しかし、ローンの支払い、子供の教育費は待ったなし。もうそうなると、仕事を選んでいる場合ではなく、待遇は落ちても雇ってくれるところで働くのみとなり、収入大幅ダウンも受け入れざるを得ません。

(2) 非正規雇用

20~40代で生活苦を感じている人は、非正規雇用が圧倒的多数です。

正社員と同じだけ働いても賃金は低く、ボーナスや社会保障もありません。

(3) 病気

病気も生活苦に転落する原因です。

近年特に多いのはうつ病による休職です。仕事のストレスでうつ病になり、そのまま退職、資産を使い果たしてしまうパターンです。

十分な財産があっても働かずに療養生活をしていたら、あっという間にお金は底をつきます。

ましてや借金を抱えている状態であれば、たちまち生活苦です。

会社員であれば傷病手当、退職しても失業手当があり当面は糊口を凌げますが、自営業、アルバイトの場合は何の保障もないので、それも叶わなくなります。

(4) 離婚

離婚もその後の生活に大きな影響を与えます。

特に専業主婦やパートで働いていた女性にとっては、生活苦への入り口となってしまうケースは少なくありません。

特に子供が小さく、周りに頼れる人がいない場合は、仕事と家庭を両立しなければなりません。

また、仕事を見つけるにも子育て中、年齢オーバー、キャリアがないという場合は、それなりの収入がある正社員の職を探すのは至難の業です。

低賃金のパートやアルバイトしか見つからないことも多々あるでしょう。

もし、そこで病気や事故などで働けなくなった場合は、非常に辛い状況になります。

(5) 介護

親の介護も生活苦になる一因です。

親が認知症などを発症し、在宅介護をしなければならなくなった場合、他に看る人がいなければ、正社員&フルタイムの仕事を辞めなければなりません。

地元に戻って、仕事を見つけて働くも、非正規雇用やアルバイトで十分な収入が得られず、介護費用を捻出するために消費者金融に手を出す人は少なくありません。

また、介護が終わった後に再就職するにも、年齢の壁で思う様にいきません。

介護は先が見えない分、費用の目途が立たないのが特徴です。十分な蓄えがある人でも、介護をきっかけに貧困層になってしまうことはよくある話なのです。

(6) 浪費・ギャンブル

浪費・ギャンブルも生活苦の一因です。

しかし、自己破産するほど困っている人でも、浪費やギャンブルがきっかけというのは全体の10%で意外と割合は低いのです。

浪費やギャンブルによる生活苦は自業自得にも思えますが、このタイプには依存症も含まれているので、一概に自己責任とまでは言えません。

浪費、ギャンブルでお金を使い果たし、生活苦に陥る…全体の割合は少なくとも、日本全国にはそうしたきっかけで路頭に迷う家族は、今この瞬間にも沢山存在します。

(7) 借金返済

借金返済は生活苦の直接的な原因です。返済金額分は生活費がなくなるので、借金返済中はその分収入がないのと同じです。

借金返済は消費者金融だけでなく、住宅ローン、自動車ローン、奨学金なども含まれます。

生活苦の原因は他にもありますが、現在の状況から抜け出すにはどうしたら良いのでしょうか?

3.生活苦から脱出するためにできること

生活苦から脱出できることは、支出を減らすこと、収入を増やすこと、借金を減らすことのいずれかです。それぞれの具体的な方法をお伝えします。

(1) 支出を減らすためにできること

①収支の見直しをする

生活苦だと思ったら、現在の生活費の収支の見直しに取り掛かりましょう。

よくよく見直しをすると、意外に無駄な出費があることに気が付きます。交際費や外食代など、削れる支出は極力減らし、お金があれば、少しでも貯蓄に回すように心がけましょう。

②身の丈にあった暮らしをする

生活が苦しいと言っている人の中には、意外に身の丈に合わない生活をしているケースも少なくありません。

特に都会型の新型貧困の場合は、お洒落な自分を演出するために、十分な収入がないのにも関わらず、SNSでマウンティングするために流行りのレストランや高級エステに行き、借金してでも友達と海外旅行に行ってしまうのです。

挙句の果てに生活苦になるのですが、本人たちはなかなかやめられません。

自分を少しばかりよく見せていても、実際の家の中は火の車です。借金をして返済に追われることにでもなれば、その後は転落していくばかりです。

思い当たる節がある場合は、今すぐできるだけ生活をシンプルにしましょう。

身の丈に合った生活=地味で不幸な生活…なんてことは絶対にありません。どうしても人と比べてしまう場合は、SNSを止めるのもおすすめです。

③生活の工夫をする

生活の工夫でも支出を減らすことは可能です。毎月支払いをしている携帯代は適正価格でしょうか?使えるクーポンや割引券はフル活用していますか?

節約をするにも限度はあるので、生活の工夫をすることで支出を減らすことを考えましょう。

長く続けるためには、とにかくストレスを貯めずに、支出を減らす方法を考えることが大事です。

(2) 収入を増やすためにできること

①正社員を目指す

収入を増やすためにできることは、第一には正社員を目指すことです。正社員は福利厚生も充実し、病気や失業の際も手当てがでるので安心感が違います。

また、年2回支給されるボーナスの存在も大きいです。定期的にまとまったお金が入れば生活苦から脱出することも可能です。

逆に、ボーナスがないと、生活しているだけで終わってしまうので、いつまでたっても貧乏生活から脱出することができません。

もし、今生活が苦しいと感じ、状況が許すようであれば、時間がかかっても正社員になることを目指してください。

②副業をする

正社員になれない、正社員で働ける状態にない、という場合は副業をすることを考えましょう。

現在はインターネットも発達し、誰でも簡単に副業ができる時代です。

クラウドソーシングで記事作成をしたり、スキルがあればデザインの仕事も請け負えます。また、転売やアフィリエイトで稼ぐ人もいます。

運転ができる人は要介護者の送迎や、レンタカーの回送、代行業務のアルバイトもあります。女性あれば家事代行なども良いでしょう。

空いた時間にできる仕事なので、介護などの事情がある人にはおすすめです。

副業のポイントはとにかく無理をしないこと。お金がないからと体を壊すような働き方をしたり、夜の仕事に手を出したりすると長続きしませんし、その後、自分が心身ともに病んでしまう可能性が高く、より深刻な生活苦に陥るリスクがあります。

もし、できる範囲で働いても生活苦であるなら、思い切って人に相談をしてみましょう。

③親族や行政に相談する

生活苦から脱出できず、収入増加の目途も立たない場合は、親族に相談をして援助してもらいましょう。もし、それが無理なら行政に相談をすることです。

病気や失業などで働けない状況にある場合は、生活保護を受給することも可能です。

(3) 借金を減らすためにできること-債務整理

生活苦から抜け出す目途がたたない位の借金を抱えている場合は、債務整理することをおすすめします。

債務整理は合法的に借金を整理する制度で、手続きが認められれば借金を減額、または全額免除してもらうことができます。

債務整理=破産と思いがちですが、自己破産以外にも任意整理、個人再生があり、状況に合わせて適切な制度を選択します。

それぞれの制度の特徴は以下の通りです。

①任意整理

任意整理は将来の利息を負けてもらう制度です。

原則元金のカットはありませんが、サラ金に毎月利息だけ払っているような状況であれば、任意整理をするだけでも随分楽になります。

裁判所を介さずに手続きできるので、家族にも内緒で手続きすることも可能です。

②個人再生

個人再生は借金をおよそ1/5程度まで減額可能で、額の大きい借金を抱えている人に適した制度です。

借金は大幅減額できますが、自己破産のようにマイホームなどの財産没収もないので、住宅を守りたい人には特におすすめです。

③自己破産

自己破産は借金を全額免除する制度です。借金免責の代わりに財産は没収されますが、資産価値20万円以下の財産や、99万円までの現金は手元に残すことが可能です。

自宅や車などを除く財産については換価してもさほど高額にはならないので、結果的にほとんど持っていかれるものはないでしょう。

また、身の回り品も手元に残せるので、住居が賃貸の場合は以前とさほど変わらない生活をすることも可能です。

4.まとめ

現代の日本社会では病気や失業など、何らかのきっかけがあれば誰でも生活苦に陥る可能性があります。

生活苦の原因が借金返済にあるときは、泉総合法律事務所にご相談下さい。それぞれの方の状況に合わせてベストの解決方法をご提案させて頂きます。

債務整理は経済的な再建を目指す制度なので、生活苦から脱出するチャンスにできます。

借金問題は一人で抱えず、専門家と一緒に解決していきましょう。

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